FUJIFILM X-E2を買ってからほぼ一か月。。。散々AF周りの性能について文句を言ってきましたが、とうとう我慢ならずに後継機種のFUJIFILM X-E3に手を出してしまいました、笑。X-E2を下取りに出して追加費用は2.5万ほど(総額4.5万ちょっと)。初めからX-E3を購入するのとほぼ同じ程度の額で買えたので、損はなかったと思います、笑。

早速、開封の儀ですヾ(*゚▽゚)ノ ジャジャーン

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M
付属品は恐らく完品だと思います。中古状態は並程度ですが、安価でそこそこいい個体が手に入りました!付属品が少ない品も3,000円程安く売っていたのですが、あえて付属品多めのこちらにしました!


付属品の一つにクリップオンストロボがあります!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

X-E2まではボディにポップアップ式の内蔵ストロボが付いていたのですが、X-E3では省かれています。そのため、付属品としてGN(ガイドナンバー)8の外付けのクリップオンストロボ「EF-X8」が付属していました。ぶっちゃけついてなくてもまったく問題ないんですが、何かに使うかもしれませんのでストロボ付きの品を購入しました、笑。


ストロボ発光状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

電池不要のタイプでしかも軽量・コンパクトなので、持ち歩く分にも便利ですよね。まぁ使わないと思いますが、笑。


ではボディ外観です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

小型だったX-E2よりさらに小型化・軽量化されました!特筆すべきは重量!バッテリー・メモリーカードを含む本体重量が約337gです!X-E2も軽く約350gだったのですが、さらに軽くなったことが嬉しいですね~!大きさも一回り小さくなりました!


背面です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

背面にボタンがごちゃごちゃだったX-E2と比べると、見違えるようなスッキリレイアウトになっています!十字キーすらありません、笑。代わりに搭載されたフォーカスレバーがかなり操作感がよく、十字キーの代わり以上になっています!α7R IIIのマルチセレクターよりも操作感いいと思います。またグリップ部のところの背面の形状が盛り上がっているので、フォールディング性能もかなり向上していました!


側面です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

シャッターボタン側の右側面には特にコントロールやインターフェースは付いていません。グリップが非常にフォールディングしやすく、X-E2より格段に持ちやすくなっていました!


反対側面です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

左側面部に外部インターフェースが付いています。HDMIやMicroUSBやマイク端子ですね。USB給電には対応していないようでした。これはちょっと残念なポイントかも?


X-E3からは前ダイヤルも付きました!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

小さくて操作性はいいとは言えませんが、前後にコマンドダイヤルがあるととても便利です!正直、この前後のコマンドダイヤルと背面のフォーカスレバーがあることで、α6400よりもはるかに操作性が良く感じました!X-E2とは段違いです、笑。


後ダイヤルです!

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後ダイヤルはプッシュ操作がFn(ファンクション)ボタンとして設定できます!ただ回る以外にもこういうところにも機能割り当てできるのはいいですよね!デフォルトではフォーカスチェックが割り当てられていました。


天板です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

天板はX-E2同様に美しいですね~!シャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルが付いています。フィルム一眼レフを彷彿とさせるデザインですよね!ただ、私はもっぱら絞り優先AEを使うので、シャッタースピードダイヤルはほとんど使いませんが、笑。


さらに拡大!

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X-E3からシャッタースピードダイヤルの横に「AUTO」への切り換えレバーが付きました!「AUTO」に合わせるとフルオートモードになります。エントリーユーザーを意識したインターフェースも搭載されるようになったようですね!ちなみに露出補正ダイヤルの「C」という目盛りは、コマンドダイヤルで±5.0EVの露出補正ができるようになるらしいです!物理ダイヤルでは±3.0EVまでです。


次にレンズを付けてみますヾ(*゚▽゚)ノ シャキーン

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

FUJIFILM XF35mmF1.4 Rを装着!デザイン面においてはベストマッチなレンズじゃないでしょうか!サイズ感もちょうど良く、とてもいいバランスだと思いました!ちなみにX-E3ボディが約337g、XF35mmF1.4 Rが約187gで、この組み合わせでたった約524gしかありません!どれくらい軽いかというと、α6400ボディが約403g、キットレンズのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」が約116gで合わせて約519g。この組み合わせと誤差5gしかないんですよね!これは身軽ですよね~!


レンズキャップを外します!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

非常に写欲が掻き立てられるようなデザインです!すぐにでも写真を撮りに行きたくなりますね!笑


側面です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

軽く屋外試写をしてきましたが、気になるAF性能は・・・X-E2とは段違いでした!まずゾーンAFが普通に使える、という点で大きな進化だと思います!AF精度も高くAF-Cの食い付きも非常に向上していると思いました!AF-Cカスタム設定で食い付き加減などを設定できますが、デフォルトの標準設定のままでスナップではまったく問題なさそうでした!一安心です、笑。


反対側面です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

あとフォーカスエリアセレクトがX-E2での十字キー操作からX-E3ではフォーカスレバーになったので、これだけでも大きな違い・メリットが感じられました!明らかにフォーカスエリア移動が素早く簡単になったので、シングルポイント1点AFでも相当使いやすくなっています!またゾーンAFの最小サイズ枠である「3×3」エリアのAF-C精度が結構高い印象で、その「3×3」枠をフォーカスレバーで素早く動かせるので、大抵の動体スナップはこれだけでなんとかなりました!またAF速度も向上していまして、鈍足だと思っていたXF35mmF1.4 Rでも実用十分なAF速度が得られていました!いやぁ~買ってよかったです!!


天板です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

新搭載のフィルムシミュレーション「ACROS」を使ってみましたが、素晴らしい仕上がりでした!新搭載の「グレインエフェクト」も使ってみましたが、効果「弱」にしても結構な粒状の乗り方でして、もう少し弱めでも良かったのに・・・と思いました、苦笑。画質に関しては1600万画素から2430万画素へ増えているので、画質面でもより高解像になっていると思います!


参考までにフォーカスエリアの状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

これが通常のAFエリア「13×7」のAF測距91点に、ゾーンAFの最小AFエリア枠の「3×3」サイズを表示しています。大きい白い□が位相差AFエリア、小さい白い□がコントラストAFエリアになります。X-E3の位相差AFエリアは7×7の49点。X-E2の位相差AFエリアは5×3の15点だったので、比べると位相差AFエリアが各段に広がりました!


次にゾーンAFエリア枠「5×5」の状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

この状態でサクサク動体を認識してくれれば、相当スナップなどでも捗ると思いますが、「3×3」で十分に使えるのでまったく問題ありません!もちろんこの状態で、上下左右にAFエリア枠を移動できます。


次にゾーンAFエリア枠「7×7」の状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

この状態だと位相差AFエリア全域をカバーします。試写では使いませんでしたので、精度についてはわかりません、苦笑。あと位相差AFエリア外のコントラストAFの部分も、相当AFが高速化されている印象でした。スナップにおいては実用上まったく問題がないレベルですし、ある程度の動体撮影も可能なレベルなのではないでしょうか?少なくとも路面電車とかは余裕だと思います、笑。


次にAF-SでのシングルAFの状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

AF-C時は「13×7」のAF測距91点なのですが、AF-Sモード時ではAF測距点を「25×13」に拡張できて、AF測距325点にもできます!この写真ではAFエリア枠は標準サイズにしています。この多点エリアがAF-Cでできたら最高でしたが、笑。


次にAF-SでのシングルAFの最小AFエリア枠の状態です!

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1/60秒 F8.0 +0.0EV ISO800 絞り優先AE α6400 × SEL2470Z × HVL-F43M

このAFエリア枠で1点AF点を決めれるAF-Sでは相当なAF精度になると思います!AF-Sは合焦速度も速いので、動体以外はこちらで緻密なAFを狙えますね!またマニュアルフォーカスについてはX-E2も相当にピント合わせがしやすい機種でしたが、変わらずX-E3でも優れたMF性能だと思いました。フォーカスチェック(ピント拡大機能)やMFアシスト、AF+MF(AF後にMF微調整)やピーキング機能など豊富なMF機能があります!

X-E3は2017年発売機種。2019年発売機種のα6400と比べると当然見劣りはしますが、X-E2から乗り換えると神進化に感じました、笑。X-Eシリーズは最新機種のX-E4が出ていますが、私にはX-E3で十分に感じました!使ってみて「これだ!」という手応えがありましたね~!いい買い物をしたようです!


取り急ぎ開封レポでした!少しでも購入を検討していらっしゃる方の参考になれば幸いです!